本のある場所。

本ってどこにあるんだろう。あなたの身の回りにはどこに、どんな本があるのでしょうか。「本が好き」な私の独断と偏見を交えながら、そんなことを考えてみました。

本屋さん

本のある場所と聞いて、一番に思い浮かべるのはここだと思う。大きな本屋さんに、小さな本屋さん。「本屋さん」と言っても色々だけど、流行りの本、有名な本、売れてる本、新しい本。そんな本たちがお店の入り口に並んでいることが多い印象。時代に合わせて、綺麗な本が並んでいて、本のある場所の中でもきらびやかな世界に感じるのは、本が好きな私だけだろうか。。。大きな駅の近くの、オシャレな本屋さんは行くだけで素敵ない時間を過ごせそうで心弾む。最近はシェア型書店といわれるものも流行ってきているように感じていて。ここもまた、本や人との素敵な出逢いがありそうでワクワクする場所であったりします。

図書館・図書室

本屋さんの次に思い浮かべるのはここではないだろうか。地域にひっそりたたずんでいて、意外と家の近くにあったりもする。一歩踏み入れると、図書館特有の匂い、静けさもあり、本が好きじゃない人にとっては足を運びにくい場所かもしれない。ただ、色んな人の手を渡ってきた本、何十年も前からある本を手にすることで、時代を超えて繋がっていくことを体感できる場所であったりして。そう感じると、異世界空間で楽しく見えてきたりもすると思っていたりします。

美容室

ここでは雑誌を手にすることが多いのではないだろうか。カラーやパーマをしていたり、自由に身動きが取れない中で、なんとなく目の前の雑誌を手にする。雑誌も立派な本で、可愛い洋服やおしゃれなお店、美味しそうなパン屋さん、惹かれる言葉など、思わぬ出逢いがあったりすると思っている。本のある場所として、侮れないなぁと思うところです。最近は紙ベースではなくiPadのものが多いから、個人的には雑誌の種類問わず色々見れて、ありがたいなと思うのです。

カフェ

壁にたてかけていたり、本棚に並べていたり、ガラステーブルの下にいい感じに置いてあったり。そのお店の雰囲気に合わせて、オブジェのように置いているお店も増えてきたように感じます。もちろん本を読んでもいいですが、読むのではなく、絵のように一つの作品として楽しむ。これもまた本の楽しみ方の一つだなと感じます。本のある場所としては、最高にオシャレです。

病院・クリニック

待合室のマガジンラック。子ども向けの絵本が多いところもあるけど、大人向けの単行本や冊子も置いてあったりするような印象。不調を抱えて足を運ぶことが多い病院。だからこそ、重く暗い内容よりは、自然に触れてリフレッシュしたり、前を向けるような本が多いような気がしています。意外と長い待ち時間、ふらっと手に取ってみるもの楽しいです。ただ、いいところで診察室に呼ばれたり、お会計になったりすると「あああー」となるのが難点だなと感じます。

町中で見かける人

電車の中、バスの待ち時間。通勤時間、スマホを手にすることが90%という調査を見かけた一方、25%の人が本を読んでいるという調査も見かけて。私自身の経験からも、電車の中、よくよく見渡せば本を読んでいる人に1人は出会えると思ったりしています。誰かが読んでいたりすると、それが無性に気になってきたり。何気なく見かけた本が頭に残っていたり。意図せぬ場所での出会いは、案外運命の出会いになったりすると思っています。

考えてみると、本はいつも手に届くところにあります。役立てよう、勉強しないと。そんな義務感から頑張りたくて手に取るのもいいですが、もっと気軽に。なんとなく見渡したときに、目についたもの、少し気になったものを、読まなくてもいいから、なんとなくでいいから手に取ってみる。それだけで、物語が始まっていき、世界が少し広がるように思うのです。

あなたはどこで、どんな本と出逢うでしょうか?ぜひ、あなたが本と出会ったきっかけ、出会った本について、知りたいです。お気軽に、BOOPY公式TwitterのDM、漂流相談室でお話聞かせてください。

いず

仕事では、食事と心の豊かさの関係に面白さを感じてそういう分野を探究していて。私生活では、本が好きで、本のある空間が好きで、本に囲まれた生活をしています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。