夢・進路

また笑える日が来るのかな?(43歳・女性)

本のタイトル
かなしみがやってきたら きみは
著者
エヴァ・イーランド (著) いとう ひろみ (翻訳)

かなしみがやってきたらきみはどうする?
とつぜんくることがあるかなしみ。だれにでもやってくる「かなしみ」とのつきあいかたを、描いた絵本。

お悩み

小5の息子が不登校になって、外にも出れなくなりました。

7年間幼稚園からずっと夢中になって続けてきたサッカーにも行けなくなった。

幼稚園からお世話になってた信頼してるサッカーのコーチが4月に突然亡くなった事をきっかけに、喪失感からすべてが不安定になってしまった。

またこの子は大好きなサッカーをする日がくるのかな?友達にいつも囲まれて笑ってた息子をまた見れる日がくるのかな?

(43歳・パート・女性)

ブックセラピスからのひとこと

息子さんのことを1番そばで見ているからこそ、心配が膨らんでいきますよね。

息子さんがまたサッカーをする日が来るかどうかは、今はわかりません。けれど「もうできない」と決まっている訳でもありません。サッカーじゃなくても、別の何か夢中になれるものに出会える可能性だってあるかもしれません。大切なのは「今は動けなくても大丈夫」という安心を、まずお母さまが少しずつ感じられることかなと思ったりします。お母さまの心が少し和らぐと、その安心感はきっと息子さんにも伝わるはずです。

...とはいっても、大事だからこそ、心配してしまいますよね。

息子さんの気持ちを思うと、「かなしみがやってきたらきみは」という絵本をそっと置いておくのもいいかなと思ったりしました。大事な人が亡くなるということは、大人のわたしたちでさえ喪失感が大きいはずです。子どもにとっては、それが世界の終わりのように感じることもあるかもしれない。だからこそ、初めての気持ちへの向き合い方を、息子さんなりに見つけていけるとよいのかなと思ったりしました。

だけど、想いを漂わせてくださったお悩み主さんのあなたには、「西の魔女が死んだ」を贈りたくなってしまいました。不安を感じるあなたの気持ちをそっと包んでくれるはずです。

すべてを分かり合えなくても、そばに居てくれることが支えになっていることもあります。わからない未来を思うより、今を大事にいれますように。