日常

生理が辛くて休みたい、と言い出しにくくて。職場で女性だからと肩身が狭い。

本のタイトル
WHY WE MARCH
著者
ARTISAN

2017年1月21日、アメリカで行われた政治史上最大のデモの 1 つであるウーマンマーチ。LGBT、移民への迫害、人種差別問題、身体障害者の権利も女性の権利とか、それぞれの主張を納めた本。希望も抗議も連帯も、思い思いに主張します。政治だとかデモだとか、英語や詳しいことは分からなくてもいい。大きなことを考えず覗いてもらえたらと思っています。

本からこんなことに気づけるかも

1

声を出してもいいんだと思える

2

自分の想いを表現する姿に勇気をもらう

3

言葉じゃない、心が揺らぐ

ブックセラピストからのひとこと

生理が辛い中でも休みたいと言えず我慢したり、周りの反応を考え過ぎて産休を言い出しにくかったり。上司がほとんど男性であることもあって、言い出しにくいこと、肩身が狭いこと、あると思います。そしてそういったモヤモヤって誰かに言いにくくて、ひとりで抱え込んで苦しくなりやすいですよね。

そういうとき、勇気を出して自分の想いを声に出していけたらいいなと思っています。直属の上司じゃなくてよくて、同じ部署の人、違う部署の人、同期や先輩、他の職場の人に家族や友達、相談機関、自分の話しやすい人に聞こえるように、声に出していけたらと思うんです。なにが正解とか、周りがどう思うかは考えずに、あなたが何を思い、どう感じているか。自分の想い、感じる違和感を自分の中に溜め込まずに、出していけたらいいなと。

自分の想いを声にすることで制度や仕組みが何か変わるかもしれないし、変わらないかもしれないです。制度や仕組みまでもが変わらなくても、身近の人には何か伝わるはずで。自分の気持ちが変わってきます。同じ想いを抱える人に出逢えたり、自分の想いに寄り添ってくれる人に出逢えたりすると思うんです。

声にする勇気なんてないよ・・・そう思うときはぜひこの本を手にとって見てください。きっとあなたの背中を押してくれるはずです。