恋愛

恋愛がめんどくさい。彼氏が欲しくないわけじゃないのに(23歳・看護師・女性)

本のタイトル
ぼくときみの半径にだけ届く魔法
著者
七月隆文

売れないカメラマンが偶然撮影したのは、窓辺に立つ美しい少女。難病を抱え部屋の中で生きる彼女のために、外の風景を写してくる彼。ふたりが”写真”を通して、進み、寄り添い、動いていく。脆くキラキラした純愛物語。

本からこんなことに気づけるかも

1

人間はめんどくさい

2

自分の、相手のめんどくさいと折り合いをつけて生きていければと思う

3

ふたりでいるからこそ、とっても幸せな満たされた景色が見れる

ブックセラピストからのひとこと

日勤に夜勤、不規則な仕事で休みの日はぐっすり。元気のある日は推し活!!彼氏が欲しくないわけじゃなくて、むしろ友達の彼氏の話、結婚の話を聞いて羨ましく思うときがあるのに、恋愛するのがめんどくさいと思ってしまう自分がいる。

いつデートに誘おうか。どうしたら好きになってもらえるか。今何してるかな。そんなことを必死になって考えたり。相手の行動や反応にいちいち反応してしまう。誰かを好きになるほど自分の嫌なところも見えてきて落ち込んだり。泣いたり、笑ったり。恋愛をしなければもっと落ち着いて過ごせたのに、こんな苦しくならずすんだのに、と面倒に思う気持ちも分かるような気がします。

ですが、本当に面倒なことばかりでしょうか。好きな人がいるからこそ、味わえる喜びがあって。キュンと心弾む瞬間がある。ときめく時間や景色があると思うんです。

面倒に思う気持ちも認めつつ、そんな何気ない嬉しい瞬間に目を向けてみるのも一つかなと思います。

ただ、周りが恋愛しているからといって、必ずしもあなたが恋愛しなきゃと思う必要はあるのでしょうか。推し活して、自分のトキメキを胸に生きていくのも素敵だと思うんです。

どんな選択であれ、あなたが納得して自分の道を歩んでいければいいなと。