日常

何のために頑張るのか、頑張る意味が分からなくなった。(25歳・フリーランス・女性)

本のタイトル
金の角持つ子どもたち
著者
藤岡陽子

「サッカーをやめて、塾に通いたい」両親にそう打ち明ける小6になる少年。誰にも言えない想いを胸に、塾に通い、必死に勉強し、日本最難関といわれる中学校の受験に挑む姿を描くお話し。

本からこんなことに気づけるかも

1

必死に挑む姿に胸打たれる

2

挑むことで見える世界があるのかもしれない

3

周囲の人の想いに熱くなる

ブックセラピストからのひとこと

自分の成長のため。仕事に繋げるための勉強もして、社会情勢を追って最新の流行をチェックして。人脈広げるために色んなところに移動して。必死になって、目の前のことに夢中になって過ごしてきたけど、毎日を楽しそうに過ごす姿の学生時代の友人をSNSで見かけるたびに、自分は何のために頑張っているのか分からなくなってきた。

フリーランスという働き方を選んで、今も必死に頑張っている。お悩みを聞いて、その背景にはきっと私が想像しきれないくらい色んな想いがあるんだろうなと。頑張る、夢中になるって誰にでもできることではないからこそ、必死に頑張って生きていることがすごいなと素直に思います。

趣味を追って恋愛して。毎日をなんとなく楽しく生きることを幸せに感じる人もいれば、リスクを覚悟に色んなことに挑戦して、違う毎日を過ごすことに幸せを感じる人もいて。どんな生き方が正解かなんてなくて。自分自身がどう感じるかが大事なように思うんです。

頑張ったからといって上手くいくとは限らないし、努力が必ずしも報われる訳じゃない。それでも今まで頑張ってきた理由はきっとあなたの中にあるはずです。

苦しくなった時は頑張らなくてよくて。今を踏ん張ってみる。そして、心にゆとりができたらまた頑張ってみればいい。どんな選択でも、あなた自身が納得して自分の道を歩んでいけることを応援しています。