恋愛

彼氏がふわっと自分から離れていってしまうのではないか、ふとしたときに不安になる(24歳・会社員・女性)

本のタイトル
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
著者
汐見夏衛

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中2の百合。母親とケンカをして家を飛び出し、目をさますとそこは70年前、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。しかし、彼は特攻隊員で、ほどなく命を懸けて戦地に飛び立つ運命だった――。のちに百合は、期せずして彰の本当の想いを知る…。涙なくしては読めない、怒濤のラストは圧巻! (Amazonより)

本からこんなことに気づけるかも

1

人の命の儚さを知る

2

自由に生きれる今という時代に感謝する

3

人の温かみを味わうことができる

ブックセラピストからのひとこと

大好きな人と一緒にいる時間はすごく楽しくて幸せなのに、ひとりでいるとふとしたときにふわっと自分から離れていってしまうのではないか、と不安になる。そして、切なくなる。

とても大切な人が自分の近くから居なくなってしまったらと想像すると、悲しくて落ち込む気持ち。よく分かります。

この本で直接解決するできるかと言われると難しいですが、不安で落ち込む気持ちよりも今一緒にいる時間を最高に楽しもう、そう思える小説をおすすめします。

大好きで大好きで堪らないのに、もう二度と会えない人との繋がり。日本の戦時中は、生きたくても生きられない人たちがいました。国のために命を捧げる姿に、疑問を抱く主人公。いろんな葛藤があります。

そんな世界をみていると私たちは、素晴らしい時代に生きていることを再確認します。

不安な気持ちよりも、一緒に過ごせる楽しい気持ちへ心が動きますように!!