日常

ショッキングな事件や事故に自分の感情が引っ張られて。なんだかザワザワ、苦しくなる。

本のタイトル
記憶クッキー
著者
あわやまり

なかなか生きづらい、色とりどりの世界。広小路くん、春風さん、抜け殻部長、ヒラメ係長。そんな架空の動物と生きものがそっと優しい世界で包んでくれる。息がしやすくなる14のお話し。

本からこんなことに気づけるかも

1

優しい世界に包まれて、安心する

2

ふんわりベールがザワザワを落ち着かせてくれる

3

やさしく、少しずつ生きていこうと思える

ブックセラピストからのひとこと

社会ではいろんな出来事が起こっていますね。SNSやテレビ、ニュースサイトなど、見たくないのに情報を追ってしまって自分の感情が引っ張られてしまう。不安や心配が積み重なって、ザワザワ、息が詰まってしまうこと、あると思うんです。

社会の動向に興味をもって追うことも大事かもしれませんが、自分の心を守るために、息が詰まるときはそっと離れて見るのも大事だと思うんです。気づくとついつい追ってしまうなら、「3・2・1」のカウントとともに情報から離れてみましょう。

さぁ、情報から離れた時間はどう過ごすか。大事な人といつもより丁寧に話しをするのもいい。誰かに手紙を書いてみるものいい。お部屋を整理して見るものいい。過去・今・未来と想像を膨らませて、ゆっくり自分を対話して見るものいいですね。丁寧に本を読んで見ることもおすすめです。

ザワザワと心が落ち着かないときは、優しい世界のお話しに包まれてみましょう。好きな飲みものやお菓子をお供に、ゆっくり丁寧に読んでみると、少しずつザワザワも落ち着いてくるはずです。

あなた自身の特性を把握した上で、ほどよい距離感を見つけていけるといいですね。やめたいのにやめれない、そんなときは「3・2・1」。

記憶クッキー / あわやまり 【本】