恋愛

仕事や趣味に夢中の彼。かまってほしくて嫉妬ばかりしてしまう。

本のタイトル
26文字のラブレター
著者
遊泳舎(編) いとうあつき(絵)

「ザンギリ頭をたたいてみれば文明開化の音がする」一度は耳にしたことがあるような一説。思わず口ずさみたくなるような「7・7・7・5」の唄を“都都逸”といいます。26文字に想いを載せて唄ったラブレター、時代を超えてよみがえります。

本からこんなことに気づけるかも

1

いろんな恋心にときめく

2

26文字の言葉に込められた想いに心躍る

3

誰かに思いを伝える、言葉にするっていいなと思える

ブックセラピストからのひとこと

好きで好きで相手の事が気になって嫉妬してしまう。好きだからこそ、嫉妬してしまうこと、ありますよね。

嫉妬してしまうときは、大事な人が何かをしているとき自分も何かに夢中になる、ひとりの時間の楽しみ方を探してみるといいのかなと思っています。
ただ、大事な人で頭がいっぱいなときにひとりの時間を楽しめと言われても簡単にいかないのが正直なところですよね。そんなとき、大事な人を想いつつ、色んな恋心を覗いてみるのはどうでしょう。あなたと似たような想いを持つ人と出会えってみたり、自分の感じる好きや寂しい想いに寄り添えるものを探してみましょう。そして、大事なあの人に送るラブレターをこっそり考えてみるのはいかがでしょうか。送らなくてもいい、誰かに見せなくてもいい。相手を愛おしく思う気持ちを言葉に込めてみるんです。そうすることで、これまで以上に相手を大事に愛おしく思えてきて、言葉に込めているうちに嫉妬のモヤモヤも落ち着いてくると思うんです。

一方で、嫉妬するモヤモヤを一人で抱え込む必要もないと思っています。「あなたはなんでいつも仕事ばっかりなの」というイライラの感情ではなく、「仕事に夢中で自分をみてもらえていないと寂しくなったり不安になる」というような素直な気持ちとして、大事な人に伝えてみてもいいのかなと思います。嫉妬でひとり苦しくなるのではなく、一緒に分かち合えたらいいですね。

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