自分の声、周りの声、子供の声。聞こえているだろうか。
声に出すことで、より想いが伝わる絵本です。
仕事が遅いんです。周りに迷惑かけてしまうし、自分が嫌になりそう。
- 本のタイトル
- はやくはやくっていわないで
- 著者
- 作)益田ミリ 絵)平澤一平
お悩み
同じ部署で働いている私以外の2人はとても仕事のできる人で、自分の仕事の遅さに毎日劣等感を感じています。
私は一番軽い業務を担当をさせてもらっていますが、毎日残業、、、他2人も残業しますが私のほどではありません。今日こそ定時で帰るぞと思って毎日出勤→残業の繰り返しです。
最近上司から「(私以外の)2人は仕事がめちゃくちゃはやいね」と私に言われて帰りに泣いてしまいました。自分がいちばん分かっていることだから、余計に辛いです。
自分なりにはやくする工夫はしていますがミスなくこなそうと思うと時間がかかります。
部署の人間関係は良く、仕事ができる2人は人間的にもよくできた人で、私を心配し助けてくれたりもします。 (20代・会社員・女性)
ブックセラピストからのひとこと
毎日たくさん頑張っているんですね。今日もお疲れさまです。
自分なりに工夫して動けているとは、すごいですね。その中でも、しんどい、ということで、今回はほっと安らげるような絵本をお持ちしました。
想いをまっすぐ言葉にのせるこの絵本。あなたが吐き出せずに抱える気持ちを、ほんの少し肩代わりしてくれるのではないでしょうか。
人それぞれ、得意なことや苦じゃないことは違います。苦手なことは、得意な人に頼って良いんだと思います。助けてもらってばかりで申し訳ないなと思うのであれば、他の面で、あなたの得意で返していけば良い。それで良いんだと思うんです。
どんなに頑張ってもしんどい、そう思うのであれば、環境を変えてみるのも1つですね。スピードを求める仕事もあれば、あんまり求められない仕事もある。人それぞれ、得意不得意があるように、仕事もそれぞれ求めるものがあるはずです。
待っていてくれる人は必ずいます。あなたの一生懸命な姿に気づいている人も必ずいます。どうかあなたがモヤモヤを溜め込まず、のびのび働けますように。応援しています。