4月。1年後に結婚を控えた彼のもとに、初めての彼女から手紙が届く。
失った恋。見失った自分に翻弄される12か月。
あさのあつこさんの言葉を借りるなら、まさに、残酷なシーンのない、残酷な物語。
恋愛
付き合っている人がいながらも過去の恋愛から離れられない。
- 本のタイトル
- 四月になれば彼女は
- 著者
- 川村元気
本からこんなことに気づけるかも
- 1
恋についてのヒントが得られる
- 2
切なく残酷で胸がギューっとなる
- 3
目の前の相手について考えられる
ブックセラピストからのひとこと
過去の恋愛。大事な人だったから、スパッと忘れられるものでもないと思うんです。ただ、目の前にも大事な人がいる。だからこそ、過去でも未来でもなく、今、目の前のことにどれだけ向き合えているだろうか。自分ではなく相手に、どれだけ関心を持っているだろうか。そんな問いを自分に問いかけてみるといいかもしれないですね。