いじられ役、優等生、問題児、クラスの女王の親友、それぞれ立ち位置の違う4人が、小学校の「クラス」という小さな世界の中で必死に居場所を探すお話し。
お悩み
夏休み明けに”不安”を感じることもたちへ
今回はそんな気持ちに寄り添う本を選んでみました。
ブックセラピストからのひとこと
本を読んで、あなたはどんなことを感じたでしょう。長期休みが明ける今、何を思うでしょう。
現実で誰かと話すときは、目の前の会話や身振りや表情とかしか受け取れないし伝わらないけれど、本の世界はその言葉を発する心の動きや、そこに至るまでの動きが書かれています。
この本も、それぞれの表立っては分からない裏の葛藤が描かれています。
わたしたちは、その場所が全てではなくて、それぞれが並行してたくさんの場所に所属し、いろいろな一面を持っています。
学校のわたし、家でのわたし、塾や習い事でのわたし。先生に見せるわたしと、友だちの前でのわたしも、同じわたしでも少しずつ違うかもしれない。
だからこそ、夏休みのように長くお休みした後は、学校でのわたしがどんなだったか忘れてしまって、少し緊張するのかもしれないなと思ったりします。大人になってからでもそうですから。
長期休み明けの学校は緊張度合いは違うかもしれないけれど、みんなが同じように感じているはずです。みんなが少し緊張している休み明け。そんなことを思いクラスを眺めてみると、なんだか少し可笑しく思えてきませんか。
それに、もし「行ってみたけどやっぱりどんな自分でいたらいいか分からなくない」となってもあなたには別の場所でのあなたがいます。
学校が合わないなら、別の居場所もあります。
いろんなあなたがいる。
なので、きっと大丈夫。