就職活動に出遅れ、将来に悩む僕が書斎カフェで出会った「手紙屋」の広告。
10通の手紙のやり取りをする中で、自分と向き合い、成長していく物語。
働く意味を考え、自分を見つめる1冊。
夢・進路
就活が不安・・・。
- 本のタイトル
- 手紙屋
- 著者
- 喜多川泰
お悩み
就職活動における不安をはやく無くしたい・・・。(大学3年生・女性)
ブックセラピストからのひと言
知らないことって不安になりますよね。ましてや、自分のこれからの暮らしに関わることと考えてしまうと不安を感じやすいように思います。
だけど、きっと就職活動の不安がなくなったら、社会人への不安、キャリアの不安、結婚・出産への不安、老後の不安とライフステージによって不安は出てきてしまうのかなとも感じます。
そんなあなたに、今の就職活動の悩みをテーマにしながらも、この先の生きる道でも共通するような視点での本を選びました。
不安を感じるということは、こうなりたいもしくはこうなりたくないというよりよく生きていきたいと思う気持ちがある訳で。
きちんと生きたいと思う自分がいることに誇りを持って、目の前のことを一つひとつ向き合っていれたらいいのかなと思います。
就職活動で何かしないと・・・と焦ってしまうとき、物語の世界に入り込むのは難しいのかなと思ったりします。
この本は、自己啓発に近いような小説かなと思います。どうしようと焦ってしまう時間に、ゆっくり手に取ってみてください。
程々の不安感の中で、自分自身が納得できる道を選べますように。
大人って楽しいです。応援しています。


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