日常

生理の予定日をすぎると不安で堪らなくなる。

本のタイトル
聖なる怠け者の冒険
著者
森見登美彦

宵山で賑わう京都を舞台に「怠け者」を守るべく冒険に巻き込まれるお話。

お悩み

毎月生理予測のカレンダー通りに生理がきます。だからこそ、1日、2日遅くなると不安になり、[生理 こない]と検索。そのままインターネットの波に飲まれて、一日中不安がつきまとってしまいます。(20代・女性・会社員)

ブックセラピストからのひとこと

生理予測のカレンダーをつけているということは、きっと妊娠の可能性の有無等もなんとなく把握しているのではないでしょうか。きっと大丈夫、今月はストレスが強かった、多少の誤差もこれまであった、そう分かっていながらも不安になって調べてしまうのだと思うのです。

私は専門家ではないので生理不順等に関する詳しいことはお応えできませんが、1日中つきまとう不安と向き合う方法として一つご提案ならできるかなと。
不安になった時は「予定日から一週間経っても生理が来なかったら妊娠検査薬を使用してみる、産婦人科に行ってみる」と期日を決めておくのはいかがでしょうか。不安の中で毎日を過ごすのではなくて、先のことはその日になってから考えると決めてしまうのです。そうすることで、不安でどうしようもなくなる日々も少なくなると思います。

そして、待っている間は本を読んだり日向ぼっこしたり、料理をしたり、お散歩にでかけたり。自分の心を満たすように丁寧に時間を過ごしてみるのはいかがでしょう。

ちなみに。
先のことや自分の身体を考えて行動するのも良いけれど、流れに流されるのでもなく焦らずじっと待つことでなるべきようになることもあるのだと。この本ではそんなことを感じます。

あなたが自分の体も心も大事に、心地よく過ごせる日々を送れますように。

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