日常

生理前の情緒が不安定。すぐ泣いてしまう自分が嫌になるし、パートナーにも申し訳なくて、しんどい(24歳・栄養士・女性)

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本のタイトル
ぼくときみの半径にだけ届く魔法
著者
七月隆文

売れないカメラマンが偶然撮影したのは、窓辺に立つ美しい少女。難病を抱え部屋の中で生きる彼女のために、外の風景を写してくる彼。ふたりが”写真”を通して、進み、寄り添い、動いていく。脆くキラキラした純愛物語。

本からこんなことに気づけるかも

1

綺麗で透明感のある世界へ惹き込まれる

2

人の脆さに触れる

3

自分と折り合いをつけて生きていきたい

ブックセラピストからのひとこと

定期的に情緒不安定になるときがあって、不安定な面倒くさい自分が嫌になるし、大事な人の邪魔もしなくなくて。生理周期だから一時的なものだろうと分かっていてもグルグル考えすぎてしんどく思える。一緒にいたいのに一緒にいると迷惑かなって思って一緒にいるのを躊躇ったり。今を生きているのがしんどくなる。

普段は自分の気持ちをコントロールして。毎日たくさん考えて、気を遣って、頑張っているからこそ、ふとした時に抑えていた感情が溢れてくるのだろうなと。不安定になりながらも大事な人のことを考えてしまう、そんな話を聞いてあなたにとってパートナーはとっても大事な存在なんだろうなと想像しました。

涙が止まらないときは、思いっきり泣きましょう。しんどいときは「しんどいよー」って口にしましょう。ノートに感情を書き出したり、パートナーに聞いてもらったり、一人でつぶやいたり。自分の感情をこれを機に思いっきり吐き出すのです。

自分の醜い部分、めんどくさい部分、そんなところも全部含めて自分であって、否定することはないように思います。不安定になるときもある、人間らしくていいじゃないですか。人間らしさがある方が愛おしいなと私は思います。

ただ、そうは思っていてもしんどくなるのが正直なところですよね。そいうときは、食事をしたり、着替えたり、お風呂に入ったり、トイレに行ったり。そういうことと同じように生きるために必要なことなのだと受け入れてみるのはどうでしょう。

毎日考えすぎるくらい考えて生きているからこそ、自分自身が思うよりもずっとずっとストレスが溜まっているのかもしれない。そんなストレスを逃すために、心を崩さないために必要なことなのだと捉えてみるのです。

あとは、自分が不安定なくらいで嫌いにならないのだと、パートナーを信じてみるのも1つかなと。

あなたが自分自身と折り合いをつけて生きていきますように。