無個性で色味がないと思ってきた多崎つくるが、塞いでいた16年前の出来事を辿っていくお話し。
お悩み
周りの人はみんな、他の人より秀でた部分があるのに、私には何もない事に高校生になって気づいた。努力量だって私の負け。私だって精一杯生きているのに。
(16歳・高校生・女)
ブックセラピストからのひとこと
毎日頑張って生きているのに、自分に誇れるものはなくて、自分には何もないと思えること、ありますよね。
無個性で色味がない、色彩を持たない多崎つくるも物語の主人公になり得るし、あなたもあなたの人生においては主人公です。
自分が周りと比べて得意なことを探すのもいいですが、あなたが好きだなと思うもの、素敵だなと思うことをきちんと感じていれたら、それでいい。それがいいんじゃないかなと思ったりします。
"自分の価値を追求することは、単位を持たない物質を軽量するのに似ている"ということ。
個性は誰にでもあって、表から見えやすい人と、見えづらい人がいるということ。
この本から教えてもらいました。
今日はどんな1日でしたか?
何を頑張って、何を感じたでしょう。
今は秀でた部分を探すのではなく、自分が感じたことを膨らませてみる。そうすると、いつかあなたのあなたらしさが出てくるはずです。
焦らず、目の前の感情を感じていればきっと大丈夫です。


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