日常

部活を辞めようか悩む。頑張れる気がしない。(16歳・男性)

本のタイトル
生きるぼくら
著者
原田マハ

親に距離を置かれた引きこもりの青年が認知症のおばあちゃんやお米づくり、田舎の繋がりを通して成長していく物語。

お悩み

部活を辞めようか悩んでいます。なんだか気が向かなくなってしまって。高校に入学してから、調子悪い状態がずっと続いているんです。何やっても上手くいかなくて。投げ出すことが褒められた事じゃないって分かっているんです。それに、また中学の時のようにみんなと最高の友達になって、苦しんで、馬鹿やって、県大会の場に立ちたい気持ちもあるんです。部活の友達と疎遠になるのは悲しいし。でも正直、勉強との両立や毎日の疲労、精神面で、頑張れる気がしないんです。

(16歳・高校生・男性)

ブックセラピストからのひとこと

高校に入ってから調子がすぐれない状態が続いているとのこと。頑張りたい気持ちもあるけど、頑張れない自分もいるってしんどいですよね。中学時代に頑張ってきた経験があるのならなおさらですね。

中学のときみたいに仲間と笑って、夢中になって、大会に立ちたい。その気持ちも本物。
でも、勉強や疲れ、精神的な重さを感じている自分の声も同じくらい本物で。
どっちかが「正しい」わけではなくて。どちらかを選ばないということを「褒められたことじゃない」「逃げ」という訳ではないのかなと思ったりします。

調子が悪いときは、たくさんご飯を食べて、よく寝ること。そして今できることを確実にこなしてみる。大人のわたしも調子が悪いときはあって。でも毎日が過ぎていくから、そんなふうに過ごしています。

そしてもしできるなら、
どういうときに特にしんどいと感じるのかな?
調子が悪いと感じるようになったきっかけはなんだろう?
何に不安を感じるのか?その不安は本当に起こるのか?
今の自分が好きなことって、楽しいって思うことってなんだろう?
そうやって自分に問いかけてみてみると良いのかなと思ったりします。

そして、ひとつだけ覚えておいてほしいのは、部活を辞めても、友達との関係は必ずしも終わらないってこと。残りたい人とは残れるし、新しい居場所ができることもあるんですよね。

いまのあなたが一番楽に呼吸できる選択をしていいと思います。
周りがどう思うかじゃなくて、あなたがどう生きたいかで決めていい。

あなたの気持ちは軽んじられるものじゃないから。
どんな決断をしても、あなたがたくさん悩んで決めたこと。
周りに流されず自分で決めることができたということ。
それはとても勇気あることで、素敵なことだとわたしは思います。

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