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クリエイティブな仕事に憧れる

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本のタイトル
自分をいかして生きる
著者
西村佳哲(働き方研究家)

〈仕事〉は〈人生〉と、〈働き方〉は〈生き方〉と背中合わせで、他の誰にも肩代わりできないひとり一人の〈生〉に直結している。

仕事だからと割り切るには、仕事の時間が大きすぎる。仕事と生活が切っても切れない中で、それぞれが仕事とどう向きあるか。自分の仕事ってなんだろう。働き方研究家が綴るお話。

お悩み

汗だくになりながらの現場業務。パートさんの揉め事対応やシフトの穴埋めばかりの日々。やりたいことやこうしたいという想いはあっても、動ける余裕がなくて。デザイナーとかクリエイターとか、都内で働いていたり、生き生きと時間とお金に捉われず今の時代っぽく働いている人と話をすると憧れと同時になんだか今の自分の状況に凹みます。

ブックセラピストからのひとこと

毎日暑い中、汗だくでの作業、お疲れさまです。穴埋めのような仕事、やりたいことも思うように進められない環境。思うことがある中でも、自分なりに頑張っているのかなと想像しました。

クリエイティブな仕事に憧れてしまうとのこと。
本当にそのお仕事に憧れているのでしょうか?「クリエイティブな仕事」ということではなく、生き生き働いている、暮らしている姿に羨ましさを感じているのではないかなと思ったりしました。

この本の中にも、クリエイティブな仕事って?ということが書かれています。毎日同じような内容の仕事でも、どんなふうに捉えているか、どんな気持ちで関わっているか、どんな工夫をしているか。自分次第で、その仕事も創造的な、自分の仕事になったりするのではないんです。

クリエイティブな仕事は仕事内容ではなく、その人自身がどう関わっていくか。だからこそ、仕事に優劣があるわけでもなく、劣等感を感じる必要も、凹む必要もないんです。

そんなふうに、私たちが生き生き働くためのヒントがこの本には詰まっています。

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