れい

私にとって本は『人生の先導者』です。 太陽を背にした自分の影を見ると、安心する。大地についた自分の足跡を見ると、存在意義を感じる。

私は、そんな身近で小さな幸せを感じながら、砂時計の砂が落ちていくのを静かに眺めています。 小さな幸せをひとつひとつかき集め、本が先導し作ってくれた、人生の道しるべを頼りに歩んでいます。

本にとっての道しるべは『栞』です。 というか、そもそも『栞』とは『道標』が由来です。 本に『栞』を挟む瞬間、名残惜しい気持ちでいっぱいになります。だから、なるべく『栞』を挟んでいる時間を短く設定しています。

私の人生も同じ。人生の分岐点となる『道しるべ』を眺める時間は何故か短く、先へ先へと進んでゆく。

私の人生を変えてくれた作家さんは、清水晴木先生です。 清水晴木先生の作品の中で、特に『さよならの向う側』『旅立ちの日に』『分岐駅まほろし』を読んでいただけたら、今まで私が綴ってきた言葉が身に染みるかもしれません。

本の魅力についてはInstagramにて。 沢山の方々が、読書をすることによって、身近な幸せに気づけますように。