悩みをテーマに本を紹介し合う新しい形の読書会「選書会」。2024年1月23日20時〜オンラインにて開催しました。
〜お悩み〜〜
「社会人2年目。一人暮らしを始めてすでに1年になる独身貴族。 休日の過ごし方が下手くそになってきた。 学生の頃は近くに住んでいる友達と適当に集まって出かけてたけど、 社会人になった今は住んでる場所もバラバラ。 限られた休日は彼女に使う友達も増えてきた。 特筆する趣味もなく、強いていうなら 美味しいご飯屋さんに行くことくらい。 飲みに行くのは好きだが、何か物足りな日々を送っている。 YouTubeやネットフリックスでは時間を食い散らかすだけで 満たされないからどうにかしたい。(24歳・男性)」
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そんな彼に本を贈るとしたらどんな本を贈るだろう。
それぞれの視点でどんな本を持ち寄ったのか、紹介していきます!
【20代にしておきたい17のこと】本田健
物足りない日々。満たされない気持ち。そんな声から、このままでいいのかな、と少しの不安な気持ちを感じる気がする。それに対して、「こういう方向もあるよ」提案する形で選んだこちらの本。20代って大きなことになんでも挑戦できる年齢。広く、浅く、書かれるこの本の中から、気になったことがあればそこから取り組んでもらえると良いのではないかなと。(Yさんの選書)
【暇と退屈の倫理学】國分功一郎
相談者さんの悩みを見て、ただ暇なのではなくて、満たされない(なんとなく退屈)という部分があるのかなと。そんな中で思い浮かんだ本。 暇をしのぐのが人生の課題だと書かれていて、曖昧であった自分の悩みに輪郭を与えてくれる感じがするのではと思う。何をせよ、と自分で開き直って暇を潰していくしかない。(Jさんの選書)
【弱いつながり】東浩紀
【ニッポン47都道府県 正直観光案内】宮田珠己
YouTubeやネットフリックスから横にズレる形で提案するために理論と実践のこの2冊を。 弱いつながりの中では、旅にでることを話している。日常の中の検索したものはほとんどが自分の興味に合わせて関連されたものが出てくる。旅に出ることで、その枠にはない出会いがある。さぁ、旅に行こうとなった時に、ニッポン47都道府県 正直観光案内を是非。日本の都道府県の観光案内が書いてある。気になるところがあれば、そこにいってみればいい。(Hさんの選書)
【〈問い〉の読書術】大澤真幸
いろいろな本を要約して紹介し、その上でご自身の考察を書いている本。1冊読めば20冊の有名な本を読んで、かつ自分で考察したかのように語れる。どこから読んでも楽しめる。暇つぶしにピッタリ。(Kさんの選書)
みなさんだったら、どんな本を贈りますか?
誰かを想い本を選ぶ。
本で悩みを直接解決できなくても、多様な視点から解決のヒントは伝えられる。
選書が誰かのチカラになることを信じています。
お悩み相談はこちらから。
選書会参加希望の方は、BOOPYインスタグラムまたは問い合わせフォームからご連絡ください。
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