日常

日本の四季が好きなはずなのに、布団にこもっていたくなる。生き物らしく生きてみたい。

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本のタイトル
もふもふ日誌 ~仔トラと仔ライオン、ときどきウサギ~
著者
アフリカンサファリ

仔トラと仔ライオン。ときどきウサギ。ぬいぐるみのようなもふもふたちの元気な日常を映した動物写真集。

本からこんなことに気づけるかも

1

もふもふの動物たちにキュンとする。

2

無邪気に走り回る姿を見て、少し出歩きたくなる

3

生き物らしさにトキメキを感じる

ブックセラピストからのひとこと

ジメジメした梅雨、熱すぎる夏、寒すぎる冬、粉の飛ぶ春に秋。一年中身体の調子が悪くて。日本の四季は好きなはずなのに、美しいというより布団にこもっていたくなってしまって。生き物らしく生きる姿にあこがれること、ありますよね。

そんな時は、布団にこもりながら、ぬいぐるみのような可愛さにふわっと癒されてみるのはいかがでしょうか。

遊びたいときは遊んで、寝たいときは寝る、ゴロゴロしたいときはゴロゴロして、一緒にいたい相手と一緒にいる。そんな動物の姿をみているとなんだかほっこり、生き物のパワーを感じてきます。動物たちの無邪気な姿をみていると、ほんの少し自分も動いてみようかなと思えてくるのが不思議です。

雨の音を感じてみたり、桜を見たり。朝焼け・夕焼けを探してみたり、芝生を歩いたり。感じたままに素直に動くことが、生き物らしく生きることだとすると、梅雨のジメジメに憂鬱になったり、熱すぎる夏にやる気が蒸発されたり、寒すぎる冬でギューッとこもっていたくなったり、花粉が飛んでいるのを感じてダルくてイライラしたり。布団でぬくぬくしていたい、と思うのもきっと生き物らしいことなんだろうなと思っています。

四季の影響からか一年中身体の調子が悪いのならば、いっそのこと調子の悪さと共存してしまうのはどうでしょう。子虎とウサギが仲良くしているように、案外仲良くなれることもあるかもしれません。何で調子が悪いのか、どうしたら良くなるのか。調子の悪さに寄り添って、一緒に生きていく。一年中つきまとって、自分ではどうしようもできないからこそ、そんな視点もあると思うんです。

今日のあなたからはどんな世界が見えるだろうか。たっぷり吸って、ゆっくりはいて。深呼吸した先に、ぼんやりした中でも思わぬ景色が待っているかもしれません。まずは本をお供においてみてもらえたらなと思っています。